人口の多い東京の保育士求人について

家庭を持つうえで、自分たちの生活を支えてくれる職業の一つに保育士という職業があります。家庭を持つと、夫は働きに、妻は家事、というのが昔の流れですが、現代ではいろんな生活スタイルや時代の流れにより、その風潮は消えつつあります。子どもを授かっても子を育てるために、妻も働きに出る共働きの家庭が多くなっているのです。そのため、保育士の求人が多いのではないかと言われています。就職に苦しんでいる方は保育士を目指せば、そのような選択肢も考えられますが、現状保育士の募集の頻度は変わりません。一体何故なのでしょうか。まず保育士は資格がないと、勤めることができないところが多いです。資格を得るためには、専門学校などへ通って資格を得る必要があります。他には通信教育などで資格を取れる方法もありますが、すぐに資格が取得できるわけではないのがネックです。また給与面も影響していると言われています。保育士は国家資格であるにも関わらず、年収金額が平均300万円前後と低く、時給で換算するのであれば、東京都内のコンビニで働いた金額の方が高いという結果も出ているほどです。長時間の拘束や負担などもあるうえでこの金額は低いと考え、避ける方も少なくありません。以前は保母と呼ばれ、女性が活躍する職業でしたが、法律の改正により、男性保母という男性でも働く機会が増えたことにより、保育士と改め、男性の保育士が増えてきています。しかし、性別の違いによる価値観の相違、パワハラなども問題になっていて、現状少ない保育士が更に少なくなってしまう原因を作っている状態なのです。保育士自らが働き方を駆使する、という考えだけでなく、国が保育士としての仕事の重要性を見直す必要もあるのではないかと考えています。