冬の北海道旅行おすすめは流氷観光

冬の北海道というと極寒なイメージがありますが、極寒だからこそのおすすめの北海道旅行があります。それはオホーツク海に浮かぶ流氷です。北海道網走市の道の駅流氷街道より、あるいは、紋別海洋公園より出航する砕氷船での遊覧です。実は、北海道は北半球の中で、最も低い緯度ながらも、流氷が見れる地、つまりは、アメリカ大陸やヨーロッパ大陸では、より北極圏に近づかなくては流氷は見れないのです。近年、地球温暖化の影響もあり、年々流氷の規模も小さくなってきていますが、運よくば、流氷の上をはばたくイヌワシや、氷の上に乗って休むアザラシの姿なども見ることができます。

特に、最近は、台湾、韓国、中国からの観光客も急増しており、世界的にも有名な観光になりつつあります。とりわけ、比較的混雑していないのは、紋別からの砕氷船「ガリンコ号II」での流氷観光ですが、網走からの砕氷船「おーろら号」では、世界自然遺産の知床の羅臼岳をバックに、能取岬 、二ツ岩、帽子岩など世界遺産エリアの観光ポイントも回りながら、流氷をみることができ、最盛期の2月には、大勢の観光客が押し寄せます。シーズン中には、ともに、紋別オホーツク空港、女満別空港からの直通バスも運行しています。また、船が苦手ならば、JR北海道釧網本線の流氷ノロッコ号で、オホーツク海沿いを走る網走 – 知床斜里間で、遠巻きに、流氷を見ることもできます。さらに、もっと流氷を身近に感じたいならば、知床斜里での流氷ウォークなどもあります。夏の世界遺産知床も様々な自然に慣れ親しむアクティビティがありますが、この流氷だけは、期間限定、ここだけしか味わえない醍醐味です。

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